男子高校生の制服の描き方講座

今回の講座はイラストレーターhnkさんによる「男子高校生の制服の描き方講座」です!記事の最後には、この記事の内容がグッと理解しやすくなるPalmieの動画講座もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

1.この講座について

この講座では男子高校生の制服の着こなし方や、制服に合う小物について解説していきます。

 

制服の着こなし方を理解して、キャラクターのバリエーションを増やしましょう!

 

2.男子高校生の制服〜学ラン〜

学ランとは男子中高生が着用する詰襟タイプの制服です。

 

特徴としては、色は基本黒ですが、学校によって紺やグレーの学ランもあり、漫画やアニメなどでは、より派手な色を使用している場合もあります。

 

それでは、学ランを
肩、ボタン、襟、

の順に見ていきましょう。

 

 

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■肩

肩の部分にはパッドが入っており、実際の肩幅より少し張り出している状態になっています。

 

 

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■ボタン

ボタンは基本5個ついており、上着の下の部分の3分の1はボタンがついていません。また、ボタンの数が7個の場合もあります。

 

 

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■襟

襟は学ランの一番の特徴になります。
詰襟になっており、首の回りを取り巻く短い筒のようになっています。
詰襟はホックで留めますので、ホックもしっかり描きましょう。

 

また、詰襟の内側には必ずカラーと呼ばれる内襟が取り付けられています。

 

カラーは白いプラスチックでできており、取り外しが可能になっていますが、中には学生服と一体化して取り外しができないカラーもあります。

 

 

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基本的にはカラーは詰襟からほんの少し見える状態になっています。細かな点ですが、描き忘れないように注意しておきましょう。

 

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3.男子高校生の制服〜ブレザー〜

ブレザーは上着・ジャケットの一種です。

 

高校だけでなく小学校でも着用することが多いです。学ランとは違って色のバリエーションや種類が豊富です。

 

ブレザーとズボンの色は統一していたりそれぞれ違う色にしていたりなど、イラストに描き起こす時に自分のオリジナルの制服が作りやすい衣装です。

 

 

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それでは、ブレザーの特徴について
襟、肩、胸ポケット、ボタン、
の順に見ていきましょう。

 

■襟

襟については、上の襟は短く、下の襟は長いのが基本です。バランスを考えながら描きましょう。

 

 

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■肩

肩には学ラン同様パッドが入っているので、肩幅は少し広めにとるのがポイントです。

 

 

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■胸ポケット

胸ポケットは基本左胸にあります。
左胸にはエンブレムや校章、刺繍(ししゅう)等が施されている場合が多いです。ポケットの中にメガネなど小物を入れても良いでしょう。

 

 

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■ボタン

ボタンの数は2〜3個が一般的です。下部分には学ランと同じくボタンが付いていません。

 

ブレザーには、前合わせがシングル、ボタンが1列になっているシングルタイプと、前合わせがダブル、ボタンが2列になっているダブルタイプの2種類があります。

基本的にはシングルタイプが一般的です。

 

 

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4.男子高校生の制服〜夏服〜

イラストは左から順に夏服の一般的な着用の仕方、崩した着こなし方、かっちりした着こなし方となっています。

 

■一般的な着こなし方

第一ボタンは外し、シャツをズボンの中にきちんと入れています。

 

■崩した着こなし方

漫画やアニメではよく見かける着こなし方の一つです。

 

シャツの下に柄物のTシャツを着て、シャツは全開にします。
さらにシャツはズボンから出すとよりそれらしくなるでしょう。

 

■かっちりした着こなし方

崩した着こなし方とは逆に右のイラストは第一ボタンまでしっかり留め、ネクタイをし、ベストを着ています。

 

優等生タイプのキャラクターに多い着こなし方です。

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このように、キャラクターの見た目や性格によって、着こなし方が変わってきます。

 

 

5.制服に合う小物の紹介

最後に制服と一緒に合わせやすい小物の紹介をしていきます。

 

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■腕時計

デザイン的にはあまりお洒落で高そうなものだと浮いてしまうので、学生らしくシンプルな感じがよいでしょう。

 

■衣類

衣類にはパーカー、セーター、カーディガンなどがあります。

学ランやブレザーの下に着せると、キャラクターの個性を表すことができます。

 

■カバン

カバンは学生の大事なアイテムの1つになります。
スクールバッグやエナメルバッグ、リュックなどがあります。

 

■携帯機器

携帯機器には主にスマートフォンや音楽プレーヤーなどがあります。

 

携帯機器と一緒にイヤホンやヘッドホンも描くとイラストのバリエーションを増やすことができます。

 

■冬アイテム

冬アイテムにはマフラーや手袋、ニット帽など、季節限定のアイテムがあります。

 

制服との組み合わせのバリエーションが増えてイラストに華やかさが増します。

 

制服に小物を組み合わせることでキャラクターの個性を表すことができたり、制服を着たキャラクターのイラストのバリエーションが増やしたりできるので、いろんな小物を合わせてみましょう。

 

 

6.Palmieの動画講座

男子高校生の制服の描き方について解説をしてきましたが、いかがだったでしょうか?

 

Palmieの動画講座では、詳しい学生帽の解説や、実際に制服と小物を合わせたイラストについても触れています。

 

 

121_男子高校生の制服の描き方講座 (14)

 

ぜひ動画をチェックしてみてくださいね!

 

 

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