イラスト・マンガ描き方ナビ > スキルアップ講座 > ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座

ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (1)TOP

イラストレーターの夢の内さんによる、「ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座」です。 この講座はデフォルメについての解説や、2等身や3等身を描く際のポイントを解説します。

1.この講座について

この講座はデフォルメについての解説や、2等身や3等身を描く際のポイントを解説します。

 

はじめに夢の内さんによる動画講座で全体の流れを確認してみましょう!

 

 

2.要素をまとめる

■キャラクターの要素の整理

デフォルメにした際に、元になるキャラクターのイメージがずれない様に要素の整理をします。

 

この工程を下記の「パルミーちゃん」で行ってみたいと思います。下のように一つ一つ要素をまとめていきます。

 

この要素を見るだけで、元となるキャラクターの大部分がイメージできるようにする、という点を意識しましょう。

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (2)

 

デフォルメに落とし込んだ際、顔の情報はキャラクターらしさを出す上でとても重要になります。

 

目であれば

つり目、たれ目、糸目、パッチリ目。

 

まぶたであれば

一重か二重か、まつげはあるか無いか。

 

下まつげやぱっちりしたまつげなど特徴的なまつげがある場合は、ぜひデフォルメでも描写していきましょう。

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (3)

 

■等身決め

次に実際に落とし込むデフォルメの等身を決めます。

等身とは、体の比率を表すもので頭部を1として、体がいくつ分になるかというものを示します。

 

デフォルメ前のパルミーちゃんは、1、2、3、4、5・・・と約5等身であることがわかります。

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (4)

 

デフォルメで主に描写されるのは2等身、3等身となります。

 

2等身は、頭:胴:脚の比率が1:0.5:0.5になるように、 3等身は、頭:胴:脚の比率が1:1:1となるよう意識していきます。

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (5)

 

3.二等身のキャラクター

ここではパルミーちゃんを二等身で描いていきたいと思います。

 

デフォルメに落とし込む際は、整理した要素の中からキャラクターの特徴となる部分を、おおげさに大きく描くことを大切にします。

 

パルミーちゃんでは、頭の装飾とスカートの柄を大きく描くよう意識していきます。

 

お腹まわり、関節まわりはくびれをあまりつけず、赤ちゃんのような幼児体系をイメージしてください。

あごも角ばらないように、なだらかでやわらかい角になるよう、注意していくと良いでしょう。

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (6)

 

 

顔を描くときは顔の中心に描くのではなく、やや下に寄せて描いてみましょう。 
デフォルメする時は、人体構造をある程度無視した方が描きやすくなります。

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (7)

 

自然な等身を描く場合は、肩幅が頭より大きく描くことが多いと思います。

 

しかしデフォルメの際は、思い切って肩幅をせばめて小柄感を出します。

 

実際の手は、顔が覆えるぐらいの大きさがあるかと思いますが、こちらも小柄な印象を出すために小さく描写します。

 

また、服のラインや柄などは細く描きすぎず、目立つ太さになるよう注意します。

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (8)

 

全体的に線を減らすことを意識し、服のしわ、髪の毛の線を減らしてみましょう。

 

これで二等身のパルミーちゃんの完成です!

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (9)

 

4.三等身のキャラクター

三等身を描く場合は二等身と比べ、いくつかの変化をつけていきます。

 

体は二等身よりややくびれをつけていきます。

特に腰まわりにくびれをつけると、二等身よりもイメージをかなり変化させることができます。

 

ただし、女性と違って男性は腰のくびれが少ないため、男性のデフォルメを描く場合はくびれをつけすぎないよう、注意してください。

 

頭は二等身に比べてやや縦長にします。

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (10)

 

三等身は二等身より、体の比率が縦に長くなるので、腕や足は2等身に比べ細く・長く描くようにすると、バランスがよくなります。

 

服も二等身では、アウトラインがなだらかな曲線で描くことが多かったですが、三等身では描画面積が広がるため、シワなども少しつけていくとよいでしょう。

 

これで三等身パルミーちゃんの完成です!

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (11)

 

5.その他のポイント

最後に、デフォルメを描く上でのポイントについて解説していきます。

 

まず服の柄について、ラフの段階では線で描写を行っていましたが、清書する際には線画を描かず色のみで表現します。

 

こうすることで線画が減り、より綺麗に見えるようになります。

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (12)

 

色を塗る時には細かい影を描きすぎないように注意し、ざっくりとした影を入れるようにしましょう。

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (13)

 

また、パルミーちゃんのトップスの白い部分のような、面積が大きい箇所を塗る場合は、影が少ないと物足りなさを感じると思います。

 

そういった場合は、影に加えて少しだけグラデーションをつけることで、より立体感を出すことができます。

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (14)

 

次に年齢層の描き分けについて説明します。

 

幼く描きたい場合は顔のパーツを下中央によせ、目を大きめに描くように、大人を描きたい場合は、パーツを縦長に配置し目を小さく描くようにします。

 

鼻は、こどもは点のような鼻、大人は長くしゅっとした線の鼻で描写すると、よりいっそう年齢の描き分けができます。

 

 

128_ミニミニ!キャラクターのデフォルメ講座 (15)

 

以上で「ミニミニ!キャラクターデフォルメ講座」は終了です。
デフォルメが描けるとよりコミカルなイラストが表現できると思いますので、ぜひ練習してみてくださいね!

 

イラスト学習サイトPalmieでは約100本の講座を公開しています。毎週新しい講座も追加されているのでぜひチェックしてみてくださいね!

 

Basic RGB

CRIP STUDIO PAINT PRO

このカテゴリの今日の人気記事

おすすめ記事

171019_728x90_01 (1)
CRIP STUDIO PAINT PRO
初心者のためのマンガ制作講座

必要な道具、制作の流れなど、デジタルで漫画を描くのがはじめての人向けの基本的な情報をお届けします。

マンガ上達講座

漫画制作のクオリティやスピードをさらに上げる、上達のためのさまざまなテクニックをご紹介します。

プロ漫画家のお仕事

現場で活躍されているテクニックや漫画家さんの素顔に迫る記事など、プロの仕事に関する情報をお届けします。

便利情報

ジャンルにとらわれない、作品制作に役立つさまざまな情報などをご紹介します。