色を自在に操るテクニック!『isuZu』さんの世界を塗り絵で学ぶ

プロのイラストレーターさんの線画を使って「塗り絵」をしてみませんか? 完成図を見ながら塗って色塗りや配色の勉強をするもよし、気分転換で自分の好きな色に塗るもよし、楽しく色塗りしてみましょう。
isuZuさんのイラスト「花の民族衣装」
溢れだした色彩に目が奪われる一枚。
豊かな色彩がバランスよく調和して、咲き誇る花のよろこびを伝えています。
どの絵にも物語の奥行を感じさせるisuZuさんのイラスト。絵の向こうに広がる世界を想像しながら、楽しく彩色してみませんか?
isuZuさんが解説してくれる「厚みのある塗り方」も必見です!
彩色済イラスト (※線画はこちら)
isuZuさんより、色塗りのPOINT解説!
【色合い】
あまりにバラバラな色を組み合わせると、落ち着きのない絵になってしまうので、このように細かいモチーフが多い服は彩度が低めの色を付けたり、影などを入れて統一感を出すようにします。
今回は彩度低めの色をチョイスし、他の部分に使用している色をグラデーションで馴染ませてみました。
【テクニック】
私の場合、線画の下にベースの色を塗って全体の色を決定し、その後ベース色をスポイトしながら上塗りをしていきます。
ペンの透明度を調整しながら、適度に下絵の線画を残しつつ塗ると、線画の下に色を塗るだけのときより、厚みの出る塗り方ができます。
(線画と完成した絵を重ねてみるとより分かるかも)
ちなみにべたっと色をのせても今一ぱっとしなかったので、線画にはない模様をつけて遊んでみました。
でもつけすぎると、ゴチャゴチャの絵になってしまうのでやりすぎ注意。
人物をより目立たせるため、背景以外は線画を2,3枚ほど重ねて、少し濃い目に見えるようにしています。
背景は線画を白く反転させ、光っている感じにし、人物とは別空間のように仕上げました。
オプション一杯で色の組み合わせには結構悩みましたが、華やかさを感じてもらえると嬉しいです!
塗り絵をする際のお願い
<線画画像を保存する方法>
- パソコンの場合:画像を右クリックして表示されるメニューから「画像に名前をつけて保存」を選択し、表示されるダイアログで名前をつけて、デスクトップなどわかりやすい場所に画像を保存します。
- スマートフォンやタブレットの場合:画像を長押しして表示されるメニューから画像を保存します。保存した画像は「アルバム」「写真」等に保存されます。
<線画のご利用について>
「イラスト・マンガ描き方ナビ」で塗り絵用として公開している画像データ(以下、「線画」といいます)は、下記に同意のうえご利用ください。
- 線画の著作権は著作者に帰属しています。
- 線画はイラスト・マンガ描き方ナビが許諾した下記の範囲でご利用ください。
- 線画は、自由に彩色してご利用いただけます。
- 線画を彩色した画像は、ピクシブをはじめ、ご自分のブログなどで自由に公開できます。
- 線画のファイルを彩色しない元の状態のままで公開、配布することはお控えください。
- 線画には、著作権者を示す表記が含まれています。これを変更、消去し、線画の著作者が識別できない状態にすることはお控えください。
※メモ:
- 色をぬるときは、色ぬり用のレイヤーを新しく追加すると便利です。
- スマートホンの標準アプリで画像を開くと、真っ黒に表示されることがありますが、それはこのPNGファイルの背景が透明に設定されているためです。お絵かきソフトで開くときれいに絵が見えます。