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男性キャラクターの人体・筋肉の描き方講座

125_男性キャラクターの体の描き分け講座 (1)B

この講座では年代別での男性の人体・筋肉などの体型の違いを解説しています。男性の身体の描き分方をマスターして、描けるキャラクターのバリエーションを増やしていきましょう!

1. この講座について

イラストレーターの藤也モヴさんによる「男性キャラクターの人体・筋肉の描き方講座」です!
最初に、この記事の内容がグッと理解しやすくなるPalmieの動画講座をチェックしてみましょう。

 

 

2. スタンダードな体型・細身の体型

■スタンダードな体型

スタンダードな体型では、緩やかな逆三角形をイメージします。全体的に筋肉に極端な厚みは持たせないようにします。
腹筋があるらしい縦線を強調させ、肋骨があるらしい線を描き込み、肋間(ろっかん)を描きます。

 

このようにスタンダードな男性の人体では、あくまで「○○があるらしい」を意識し、筋肉および骨格について、はっきりとした境界線は描き込まないようにします。

 

背中は、僧帽筋(そうぼうきん)と肩甲骨(けんこうこつ)の二つを意識して描くだけでも、スマートで男らしい背中になります。
おしりは大殿筋(だいでんきん)と中殿筋(ちゅうでんきん)の形を強調させ、えくぼのようなヘコミを描き込むと、格好よく見せる事ができます。

 

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■細身の体型

細身の体型の男性は筋肉も脂肪も少ないため、ここでは骨格を強調します。体幹は女性的なIラインのシルエットとなります。

 

また、細身の体型は肋骨のラインを浮き立たせて描きます。脂肪も少ないため腹筋の形を目視する事ができますが、特に鍛えられていないイメージを持ち、腹筋は緩やかな曲線で描きましょう。太ももから脚は、一般的な女性よりも若干細く描くとそれらしくなります。

 

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3.筋肉質な体型・ぽっちゃり体型

■筋肉質な体型

筋肉質な体型は、鍛えられた広背筋(こうはいきん)が厚みを持ち、外側へも広がるため、正面から見る事ができます。 シルエットとしてよく逆三角形に例えられる理由はここにあります。上半身は逆三角形を意識して形をとっていきます。

 

また、筋肉の境界線をはっきり描き込み、全体的に質量を意識して厚みを持たせて描きます。
スタンダードな体型で見られたお尻のえくぼは、筋肉質な体型においてはあまり目立たず、まん丸で球体のようなお尻になります。

 

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■ぽっちゃりした体型

ぽっちゃりした体型では、底辺が長い台形をシルエットとしましょう。肥満度によりますが、骨盤あたりに肉が垂れるイメージです。
重力を意識するような流線で、お腹の脂肪を描きます。

 

また、くびれにあたる部分には肉と肉とが重なるイメージで、縦に丸みを2つ描きます。太れば太るほど顕著に肉が重なっていくため、この丸みの間に横線を入れたりすると良いでしょう。おへそを横に描くとぽっちゃりした体型に見えます。

 

お尻については太っていると多少垂れますが、二次元でそこまでリアルに描く必要はないと思うので、お好みで表現してみてください。

 

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4.幼児期・学童期

 

それでは年齢による男性の人体の描き分けについて解説していきます。
年齢によって描き分ける時のポイントは頭身数です。おおよその目安として、頭身は3つの年代に分類されます。

 

幼児期 1歳から6歳未満 は3~4頭身
学童期 6歳から12歳未満 は5頭身~5.5頭身
青年期 12歳~22歳、および成人は6頭身~8頭身
となることを意識して描きましょう。

 

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■幼児期

幼児期の人体は、頭が大きめ、寸胴もしくはぽっこりとお腹が出ている事が特徴です。
ただし、ぽっこりとお腹が出ているのは1歳~3歳までなので、活発に走り回る年齢でそれを描くと不自然に見えてしまうので注意しましょう。

 

手の甲に放射状に見える腱(けん)は、幼児期においては描かないようにします。未発達で柔らかな子どもの体を常に意識し、張りのある肌や肉を描きます。
足は短めに描きましょう。体がまだ発達していない幼児期は、大事な内臓器官のある胴の方が大きいためです。

 

また、太ももから膝、ふくらはぎから足首のくびれはさほどないため、メリハリをつけずに描きます。
線をシャープに描かず筋肉なども強調せず、やや丸みを持たせて描くと子どもらしさが出ます。

 

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■学童期

体が発達段階にある学童期では、人体は寸胴になります。骨盤あるいは下腹部を意識して幼児期の体型と描き分けていきましょう。
学童期の頭身では、3頭身目に骨盤が含まれるイメージで描いています。

 

また、幼児期と同じく手足はメリハリをつけずに描くようにします。この時期は小学生ですからまだまだ子どもらしさを残して描きます。

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5. 青年期および成人

■青年期および成人

青年期および成人の時期は体も発達し、男性らしい骨格や筋肉ができあがります。
中学生から高校生男児までは、背の高さや体格によりますが、おおよそ6頭身~7頭身で描いてきます。大学生から成人は7.5頭身~8頭身を目安にします。

 

この時期の体型については、1、2で説明したような各体型に合わせた特徴で描いていき、個性のあるキャラクターを作っていくと良いと思います。

 

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POINT~手の大きさについて~
青年期および成人した時期における手は、広げると顔と同じ大きさになります。
一方、幼児期においては、手はまだ小さく顔のほうが大きくなっています。
幼児期や成人男性を描く時は、手の大きさもポイントとし、意識して描くようにしましょう。
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ここまで説明した頭身の数については、あくまで目安となります。
二次元のイラストであるため、完全に現実通りに描く必要はないと思いますし、どれだけ絵柄をデフォルメして描くかにもよります。

 

頭身の数を増やしたり減らしたり色々と試して描くことも良いでしょう。ご自分の絵柄に合った男性の人体・筋肉の描き方を確立させていってくださいね!

 

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