CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定 導入校インタビュー

河原デザイン・アート専門学校
副校長 露口武志 様
検定を導入しようと思った理由は?
河原デザイン・アート専門学校では、漫画クリエイター科においてデジタル制作教育に力を入れており、多くの学生がCLIP STUDIO PAINTを活用して作品制作を行っています。2025年度よりCLIP STUDIO PAINTクリエイター検定 ベーシックを導入した理由は、学生が日頃使用しているツールについて、感覚的な操作だけではなく、機能や制作フローを体系的に理解する機会を設けたいと考えたためです。また、作品制作の技術向上だけでなく、検定という明確な目標を設定することで学習意欲を高め、自身のスキルを客観的に確認できる機会になることも期待しました。初年度は漫画クリエイター科1年生56名が受験し、87.6%という高い合格率を達成することができました。
検定受験までの勉強はどう行っている?
漫画クリエイター科1年生の前期授業(4月〜9月)の中で、CLIP STUDIO PAINTの基本操作から応用機能まで段階的に学習しています。普段の作品制作と並行して検定範囲の内容を確認しながら学習を進めることで、単なる試験対策ではなく、実際の制作現場で活用できる知識として身につけられるよう指導しています。学生たちはブラシやレイヤー、選択範囲、素材機能など、日頃利用している機能について改めて理解を深めることで、より効率的な制作方法を学んでいます。

受験前・受験後で学生の変化は?
受験前は「作品が完成すればよい」という意識でツールを使用している学生も少なくありませんでした。しかし検定学習を通じて、各機能の役割や活用方法を体系的に理解することで、制作工程そのものを意識するようになりました。受験後は作業効率や品質向上を意識して機能を活用する学生が増え、「もっと便利な機能はないか」「別の方法で表現できないか」と主体的に学ぶ姿勢が見られるようになっています。また、資格取得という成功体験は学生の自信につながり、その後の作品制作やポートフォリオ制作にも良い影響を与えていると感じています。
検定受験は学生に対してどんな効果があると思いますか?
クリエイティブ分野では作品そのものが評価の中心になりますが、その土台となるツールの理解や基礎知識は非常に重要です。CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定は、自分の知識やスキルを客観的に確認できる機会であり、学習成果を可視化できる点に大きな価値があると考えています。また、目標に向かって学習し、結果として資格取得を達成する経験は、学生の自己肯定感や学習意欲の向上にもつながります。本校では、検定を単なる資格取得のためではなく、将来プロのクリエイターとして活躍するための基礎力を身につける教育の一環として活用しています。今後も学生の成長を支える取り組みとして積極的に活用していきたいと考えています。
\受験した学生の声/
◎どんな風に検定の受験勉強をしましたか?
・完全対策ドリルを何度も繰り返し解き、加えて実際にクリスタを使用しながら覚えていきました。(CLIP STUDIO PAINT 使用歴1年)
・練習問題を解きながら、間違えたところをクリスタ上で確認して覚えるまで復習しました。(CLIP STUDIO PAINT 使用歴3年)
◎検定受験を通して、描く上で一番役に立ったと思うことは?
・勉強を通し各ツールの理解が深まったことで、より速く細かな作画ができるようになりました。(CLIP STUDIO PAINT 使用歴1年)
・普段触らないような機能やショートカットを深く知れたおかげで効率が良くなったことです。試験を受けた後もクリスタの機能についてもっと興味が沸いたので、今でも情報を集めています。(CLIP STUDIO PAINT 使用歴3年)

河原デザイン・アート専門学校
河原デザイン・アート専門学校は、愛媛県松山市にあるクリエイティブ分野に特化した専門学校です。イラスト、デザイン、映像、アニメーション、ゲーム、3DCG、漫画、eスポーツ、建築など多彩な分野の学科を設置し、業界で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。企業や地域と連携した実践的な授業やプロジェクトを通じて、専門知識・技術だけでなく、企画力やコミュニケーション力も養成。学生一人ひとりの創造力を伸ばしながら、変化する業界のニーズに対応できる即戦力人材を輩出しています。
