イラスト・マンガ描き方ナビ > スキルアップ講座 > 【色もテーマの一部!】同系色・補色・無彩色を使いこなすイラスト配色講座

【色もテーマの一部!】同系色・補色・無彩色を使いこなすイラスト配色講座

カラーイラストの配色講座

jimmyさんによる「カラーイラストの配色講座」です。イラストの配色について詳しく解説しています。配色を意識することで、ぐっとイラストにまとまりをだすことができますよ!

 

1.メインカラーを決める

 

イラストを塗り始める前に、まず描きたいイラストのテーマとなる色を決めます。テーマ色を1、2色にしぼり、これをメインカラーにします。

 

メインカラーはイラストのテーマから連想して決めると良いでしょう。例えばこちらのイラストの場合、テーマは海です。海というワードから連想して、青をメインカラーとしました。

 

160_01

 

2.サブカラー、アクセントカラーを決める

 

続いてメインカラーを引き立たせるサブカラー、イラスト全体を引き締めるアクセントカラーを決めます。

決め方のポイントを3パターン紹介します。

 

160_01_02

 

1.同系色から選ぶ

色相環で色を見た時に、メインカラーと隣り合った色や、メインカラーから近い色を選ぶことで、まとまりのある配色にすることができます。

 

160_02

 

 

2.補色から選ぶ

補色とは色相環で見たときに、正反対に位置する色のことです。

メインカラーとは真逆に位置する補色を選ぶことで、メインカラーを際立たせる配色をつくることができます。

 

160_03

 

 

3.無彩色から選ぶ

無彩色とは、色味をもたない黒や灰色、白などをいいます。

白はイラスト全体を落ち着かせ、黒はイラストを引き締めることができます。

 

160_04

 

では実際にイラストで配色をみてみましょう。こちらのイラストで使用している色を、大きく4種類に分けて紹介します。

 

160_05

 

メインカラーは水色にしました。

 

160_06

 

サブカラーは、メインカラーと同系色になるよう寒色でまとめています。

 

160_07

 

アクセントカラーには、メインカラーの補色となる黄色を使っています。

 

160_08

 

また、無彩色を使うことでイラストが引き締まり、上品な印象になるようにしてみました。

 

160_09

 

色数を抑えてポイントに補色を使うことで、絵にまとまりがでやすくなりますので、ぜひ意識してみてください。

 

3.配色での注意

 

こちらではイラストの配色のNG例をあげながら配色のポイントを紹介します。

 

【NG例1 彩度が高い色が多い】

こちらの配色は、彩度の高い色が並び、メインカラーがどれなのかわかりづらく、散漫な印象を受けます。また、色のバランスがバラバラなので、イラスト全体のまとまりがなくなっています。

 

160_10

 

【NG例2 色数が多い】

こちらの配色は、服で使用する色の種類が多く、メインカラーがわかりづらいだけでなく、キャラクターが服の色に負けて印象に残りづらくなっています。

 

160_11

 

実際に塗る前に、テーマに沿った配色を考えることで、テーマや表現したい事が伝えやすくなります。

 

【彩度の高い色を使った配色】

では、彩度が高く、色数の多いモチーフを表現したい場合は、どのように配色したら良いのか、以下のイラストを見ながら考えてみましょう。

 

160_12_02

 

彩度の高い色の種類が多く使われていますが、キャラクターが色に負けることがなく、テーマも伝わりやすく感じます。

 

このように彩度の高い配色を使いたい時は、一点にまとめ、その他の部分をシンプルに統一すると、イラスト全体のバランスが保てます。

 

160_12

 

4.実際に配色をする

 

では実際にイラストを描きながら配色を考えていきましょう。

 

最初にイラストのテーマを決めます。
今回は「ビタミンカラーな女の子」をテーマにイラストを描いていきます。テーマから連想し、元気なイメージの「黄色」をメインカラーにしました。

 

サブカラーには同系色から「オレンジ」、補色の「水色」を選びました。また、アクセントカラーは「こげ茶」にしてみました。イラスト全体に落ち着きを持たせるために「白」も使用します。

 

160_13

 

それでは実際に、イラストに配色をしていきます。
メインカラーの「黄色」は、キャラクターの大部分を占めるようにすると伝わりやすいので、比較的面積の広いワンピースと大きなリボンに配色をしました。

 

160_14

 

続いて、サブカラーの「オレンジ」と「水色」は彩度が高めなので、メインカラーとぶつかり合わないように目や服のフリルなどの面積が狭い部分に配色をします。

 

160_15

 

アクセントカラーの「こげ茶」は、腰を細く見せたかったので腰あたりに配色をしました。
また、腰部分だけでは釣り合わないため、頭と足元にも配色することでバランスがでるようにしました。

 

160_16

 

おおまかな配色が終わりました。

 

少し単調な印象をうけたので、デザインを追加していきます。
イラストの配色テーマは「ビタミンカラー」のままで、今までに使った色のみでラインをひいてみたり、模様を描いてみました。

 

160_17

 

以上で配色は終了です。 あとは影などを入れ、背景を追加して完成です!

 

160_18_02

 

テーマの「ビタミンカラー」に沿ったフルーツを追加し、背景もメインカラーが映える補色のブルーを選びました。
配色を気にすることで絵のまとまり感をだせたり、イラストのテーマを伝える手助けにもなります。
ぜひ配色にも注目してみて、イラストを描いてみてくださいね。

 

最後に、Palmieの動画講座で講座内容をおさらいしてみましょう。

 

 

イラスト学習サイトPalmieでは約100本の講座を公開しています。毎週新しい講座も追加されているのでぜひチェックしてみてくださいね!

 


 

CLIP STUDIO PAINT PRO

このカテゴリの今日の人気記事

おすすめ記事

CLIP STUDIO PAINT PRO
CRIP STUDIO PAINT PRO
初心者のためのマンガ制作講座

必要な道具、制作の流れなど、デジタルで漫画を描くのがはじめての人向けの基本的な情報をお届けします。

マンガ上達講座

漫画制作のクオリティやスピードをさらに上げる、上達のためのさまざまなテクニックをご紹介します。

プロ漫画家のお仕事

現場で活躍されているテクニックや漫画家さんの素顔に迫る記事など、プロの仕事に関する情報をお届けします。

便利情報

ジャンルにとらわれない、作品制作に役立つさまざまな情報などをご紹介します。