【ゲームのお仕事!】ジークレスト『夢王国と眠れる100人の王子様』ぷらなりこインタビュー

『夢王国と眠れる100人の王子様』のアートディレクターとして活躍している、株式会社ジークレストのぷらなりこさんにインタビュー!アートディレクターのお仕事内容のほか、ゲーム会社に入社してからのキャリアの重ね方、クリエイティブなお仕事の醍醐味について伺いました。

 

■ぷらなりこ〈アートディレクター〉

 

美術大学を卒業後、2015年4月にサイバーエージェントに新卒入社。

原画制作を経てグループ会社ジークレストに異動。

『茜さすセカイでキミと詠う』などの様々なタイトルでアートディレクションを経験し、現在は、『夢王国と眠れる100人の王子様』(以降『夢100』)のアートディレクターを担当。

 

ユーザーに喜んで頂ける絵作りを

 

―ぷらなりこ様のお仕事について教えてください。

 

『夢100』のアートディレクターを務めております。弊社では原画(キャララフ)、ラフ〜着彩、レタッチなど工程ごとにスタッフが分かれますが、その合間でテイストや世界観からずれていないか、デッサンが崩れていないか確認し、調整をします。

 

その他にもレアリティに合って見えるようにクオリティや豪華さをアップしたり、キャラクターの性格が表現できるよう表情やポーズに工夫を加えたりと、ファンの方により喜んで頂ける絵作りができるよう全体を監修する仕事です。

 

 

―ディレクション業務をする上で日頃大切にしていることは。

 

納得感を持ってもらうことです。私が手を入れたことによってイラストがより良くなったと現場のイラストレーターに思ってもらえるよう、修正指示も明確な言語と具体的な理由をセットにして伝えることを心がけています。

また納得してもらえるに値するスキルを自分自身が持ち続けることも重要です。

 

 

―原画・彩色などクリエイター業務を経てディレクターになることが多いんですか。

 

私自身はそうでしたが、弊社では能力と仕事のマッチングを重視します。

入社時の段階でデザイン(衣装など)チーム、ディレクションチームなどに分かれることもあります。

実は私もプレイヤーとして絵を描いていたかったのでディレクターになるのは断っていたんです。

でもいざやってみると、予備校や美大でのデッサンや塾講師の経験が生きて、意外と向いていると感じたので、今は楽しく取り組んでいます。

 

 

―フリーランスの活動と比較して、会社で働くやりがいなどありますでしょうか。

 

個人で活動をしていても反響をいただくことはできますが、会社に所属して作品に携わると、ユーザーの皆様からのダイレクトなお声が届く上に、会社にいなければわからない数字等の成果も見られます。

 

結果を元に次への対策や目標を立てていくので、より知見も貯まりますし、クリエイターとして格段に成長できます。また自分の手がけたキャラクターやイラストに声優さんのボイスや物語がついていくわけですが、「これって物凄いレアな経験をしているな」と最近改めて感じています(笑)。

 

 

クリエイターを大事にしてくれる気風

 

―サイバーエージェントに入社されようと思った一番の動機を教えてください。

 

ゲームだけでも男性向け、女性向けにこだわらず様々なジャンルを手掛けており、色々な作品に挑戦できると思ったのが一番の理由です。

メディアや広告、ゲームなど幅広くそして新しい事業を手掛けている会社なので、成長や変化を応援してくれます。待遇面でもクリエイターのことを大事にしてくれる気風があります。

 

 

―入社後ジークレストに移動されましたが、こちらはいかがですか。

 

サイバーエージェントグループの中でも、特にジークレストは「オタク気質」ですね。

ものづくりへの意識が高い会社だなと思います。

 

 

楽しみ切っている人が最後は勝つ!

 

―なぜ美術の道に進もうと思ったのでしょうか。

 

自分が「楽しい」と思うことにはとことん取り組みたかったからです。一般課程の学校でしたが、ここで見事にオタクになり、ずっと絵を描いて生きていくと決め、高校2年から美大進学を目指しました。今もそうですが、「楽しんだモン勝ち!」というモットーで生きています。

 

 

―絵を描く技術はどのように学ばれたのですか。

 

美大受験のために予備校に通っていましたが、ここで徹底的にデッサンに取り組んだことが今の基礎になっています。モチーフのデッサンなど、1日6 時間は描き続けました。

大学は個性的な人が多かったので、たくさんの刺激をもらえましたし、クリエイターに囲まれて過ごした経験は現在のアートディレクターとしての業務にも役立っています。

 

 

自分なりの「軸」と、「目標」をもつ

 

―お仕事をする中で絵を描くことが嫌になる瞬間などはなかったでしょうか。

 

描きたいジャンルのイラストを描けない時期はありましたし、それこそディレクション業務は当初やりたくはなかったんです。

でも続けていく中で自分の力になったり、楽しさを見つけることができました。

アートディレクターとして全体を監修しているとたとえ自分でイラストを描かなかったとしてもあらゆるところに自分らしいエッセンスを差し込んでいくことができるので、それがとても楽しいです。

 

―「絵を描く仕事」を目指す学生の皆様に、アドバイスなどはありますか。

 

目標を立てて描いていくと、絵は確実にうまくなっていきます。

例えば、体のデッサンが苦手だから今回はそこを頑張る、流行りの塗りを真似して一枚仕上げてみる、等です。何も考えずに描いていても技術を身に着けることはできません。

 

また、「こういう世界観が好き」や、「こういうキャラクターを描きたい」といった自分の軸となる何かや美意識を見つけて欲しいです。

軸がないとポートフォリオ一つとっても「何を伝えたいのかわからない」ものが出来上がってしまいます。

自分の「好き」を極めていけば自ずとそれが得意分野になり、ゆくゆくは売りポイントになると思います。

 

 

自分がやった分だけ成長を感じられる仕事

 

―『夢100』ではどのような工程でCLIP STUDIO PAINTが使われていますか。

 

最終納品はpsd で、各スタッフ好きなものを使っていますが、全工程で使用しています。

私はオールCLIP STUDIO PAINTです。

 

 

―ありがとうございます。CLIP STUDIO PAINTでのお気に入りの機能などありますか。

 

3D機能が現場で大活躍しています。デッサン人形でポーズを作り人体の構図を視覚的に説明する事ができ、3Dの小物をラフに使って時短できたりもするので大変便利です。

 

 

また、目の位置や大きさなど細かい調整をしたいとき、フォルダ内のレイヤーをまとめて移動や変形ができるのでレタッチ作業において欠かせないです。

細かい点ですが、効率性が格段に向上します。

 

 

―最後に学生の皆様へメッセージをお願いします。

 

絵の道を選ぼうとしている皆さんならわかると思いますが、絵を描くのはとても楽しいですよね。

これを忘れないでほしいです。大人になると自分の成長を実感する機会が減ってしまいますが、自分がやった分だけ成長を感じられるのはクリエイティブな仕事の醍醐味です。

 

 

 

夢王国と眠れる100人の王子様
■対応OS:Android 4.2以降、iOS 9.0以降
■ジャンル:女性向けパズルRPG
■価格: アイテム課金
■公式サイト:http://www.yume-100.com/
■公式Twitter:@yume100prince
■メーカー:株式会社ジークレスト

 

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© GCREST, Inc.

 

 

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