【iPad】SNSにメイキング動画を投稿する!【タイムラプス】

SNSでイラストの描き方を調べると、早回しでメイキングを紹介している動画(タイムラプス)を見かけることが多いと思います。タイムラプス動画は短い時間で楽しめるため、TwitterやInstagramでも人気のジャンルです。今回はiPadのお絵描きを、簡単にタイムラプス動画にする方法を紹介します!

 

タイムラプス動画とは

 

時間の経過を、早回しで短くした動画をタイムラプス動画と言います。

デジタルのイラストメイキングなら、画面上の作業が早回しになった動画をよく見かけますね。

 

 

 

作業画面をタイムラプス動画にしてSNSに共有するには、次の3つの工程が必要です。

 

  1. 作業画面を録画(キャプション)する。
  2. 録画したデータを編集して早回しの動画にする。
  3. 動画をSNSに共有する。

 

iPadならこれらの操作を、標準の機能で行えます。

 

 

iPadのイラストアプリ

 

撮影の前に普段使っているイラストアプリの構成を確認しましょう。

 

ほとんどのアプリは、

 

①キャンバス

②パレット

③メニュー

 

で画面が構成されています。

 

下の図はCLIP STUDIO PAINTの場合です。

 

 

今回紹介する方法では画面全体を録画します。

アプリによってはメニューやパレットにアカウント名やファイル名などプライバシーに関わる情報が入ることがあります。

編集の段階でカットできるので、後から見えないようにできますが、念のためどこに表示されるか、事前に確認しましょう。

 

どうしても心配な人は、編集の時にキャンバスだけが映るように位置を合わせましょう。

 

 

今回作例で紹介するイラストは、手早く見栄えのするイラストが描けるグリザイユ画法を使って制作しています。

グリザイユは、グレーで濃淡を描いた上から色を付ける画法ですが、CLIP STUDIO PAINTなど「グラデーションマップ」という機能があるアプリを使うと簡単に見栄えのする作品に仕上げることができます。

グリザイユ画法の詳しい解説はこちらをご覧ください。

 

 

 

iPadで画面を録画する

 

iPadには標準で画面を録画する「画面収録」という機能があります。

以下の手順で設定すれば、簡単に録画を開始できます。

 

1.ホーム画面の「設定」をタップします。

 

 

2.[コントロールセンター]>[コントロールをカスタマイズ]をタップします

 

 

3.[画面収録]の横の[+]アイコンをタップします。

 

 

画面右上隅から下にスワイプして、コントロールセンターを表示させると、画面収録アイコンが追加されています。

 

タップして録画の開始/停止を行います。

 

 

 

POINT

録画する前に、iPadの容量の確認を行いましょう。

作業の内容にもよりますが、録画した動画は1分で20MB前後が目安です。

 

 

 

iPadで動画を編集する

 

iPadには標準で動画の編集アプリ「iMovie」がついています。

作業画面を録画したら、以下の手順で編集しましょう。

 

 

1.プロジェクトの作成

[プロジェクトを作成]>[ムービー]を選択して、メディアから[ビデオ]を選びます。

 

録画した動画を選択したら、下部の[ムービーを作成]をタップします。

※最近撮った動画は[モーメント]にも表示されます。

 

 

 

2.動画の長さを変更する

読み込んだ動画は「クリップ」という単位で編集されます。

画面下部のクリップをタップすると黄色い枠で囲まれます。

 

 

 

開始位置と終了位置の調整

黄色い枠の端をドラッグして、クリップの開始位置と終了位置を調整します。

 

 

 

クリップの一部を削除

クリップをドラッグして分割したいところに①「再生ヘッド」をあわせます。

②[アクション]アイコンをタップしてから、③[分割]をタップします。

 

分割したクリップのうち、不要なものを選択して[削除]をタップします。

 

 

 

3.速度の変更

クリップを選択して、①[速度]アイコンをタップします。

下部の②スライダを右にスライドして速度を上げます。

 

 

iPad版のiMovieは2倍速まで対応しています。

一度動画を書き出して、繰り返し2倍速にするとより早回しの動画になります。

 

8倍以上の速度でタイムラプスらしく見えるでしょう。

一度に速度を上げたい場合は別のアプリか、パソコンにデータを移して編集します。

 

 

4.ズームイン

キャンバスだけを映したい場合はズームインを行います。

 

クリップを選択して、画面右上に合う虫眼鏡のアイコンをタップします。

ピンチしてズームイン/アウトで位置を調整します。

位置が決まったらもう一度虫眼鏡のアイコンをタップして完了です。

 

 

 

5.書き出し

編集が終わったら左上の[完了]をタップします。

 

 

「再生」アイコンを押して内容を確認します。

 

 

内容に問題がなければ「シェア」アイコンを押して動画を保存します。

 

 

編集途中の場合は[プロジェクトを書き出す]を押します。

動画ファイル(mov)に書き出す場合は[ビデオを保存]をタップします。

 

 

[ビデオを保存]を選択後、書き出しサイズを選択します。

書き出しサイズは共有先にあわせて適切なものを選びます。

 

iMovieで繰り返し2倍速にするときは、画像の劣化を抑えるために[HD – 1080p]を選択しょう。

 

 

 

POINT

「p」は動画の縦辺のピクセル数を表す単位です。

例えば、[HD-1080p]で書き出せば、iPad pro 12.9インチで画面解像度が「2732 x 2048ピクセル」の画面は、縦辺が「2048→1080ピクセル」とおよそ半分に縮小されて書き出されます。

 

その他、字幕や音声の追加など、より詳しい使い方は公式のサポートを確認しましょう。

https://help.apple.com/imovie/ipad/2.2/?lang=ja

 

 

ネットに共有する

 

SNSによっては動画の画像サイズや再生時間、ファイルサイズに制限があります。

共有先の規定に合わせてタイムラプスを編集しましょう。

 

今回はTwitter、Instagram、YouTubeの場合について解説します。

iOSでは現状、画像サイズやファイルサイズを直接確認する方法がないので、おすすめの書き出し方も併せて紹介します。

 

※iMovieは.MOV形式で書き出されます。以下のSNS全てに対応しています。

 

 

Twitter(ツイッター)

 

特徴
140字以内のテキスト+動画をシェアできます。

テキストと動画を連続投稿できるので、メイキングを工程ごとに分けてもよいでしょう。

 

規定

再生時間:最長2分20秒

画像サイズ:最大1920×1200px

ファイルサイズ:最大512MB

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-videos

 

おすすめの書き出し方

再生時間:1~2分(10分ほどの作業なら8~12倍速で1分前後の動画になります)

書き出しサイズ:720p(1080pでもアップロードできますが、縮小されます。)

上記でおよそ15~20MBのファイルサイズとなります。

 

 

 

Instagram(インスタグラム)

 
特徴
再生時間は1分と短いですが、大きい画像サイズで共有できます。

連続投稿もできますが、テキスト(キャプション)はひとつです。

 

投稿画面で正方形にトリミングでき、ほとんどのユーザーが写真や動画を正方形にしています。

 

キャンバスだけを正方形に納めたい場合はなるべく位置を変えずに作業しましょう。

動画の上下の端がキャンバスに合うようにiMovieでズームしておくと、投稿時にきれいにトリミングできます。

 

規定

再生時間:最長60秒

画像サイズ:最小600×315px

ファイルサイズ:最大4GB

https://www.facebook.com/business/ads-guide/video/instagram-feed/video-views

 

おすすめの書き出し方

再生時間:1分(10分ほどの作業なら10~12倍速で60秒に納まります)

書き出しサイズ:1080p

上記でおよそ20~25MBのファイルサイズとなります。

 

018_ja-jp

 

YouTube(ユーチューブ)

 

特徴
動画共有専門サイトなので、再生時間が長く、高画質な動画をアップできます。

また、TwitterやInstagramと違って、タイムラインに流れていくことがありません。

じっくり見てほしい動画の共有に向いています。

他のSNSにリンク先をシェアして活用しましょう。

 

規定

再生時間:最長15分(変更可)

画像サイズ:最大3840×2160px

ファイルサイズ:最大128GB

 

おすすめの書き出し方

再生速度:1時間ほどの作業なら8~10倍で7分前後の動画になります

書き出しサイズ:1080p

上記でおよそ100MBのファイルサイズとなります。

 

 

 

イラストメイキングのコツ

 

その他、iPadでイラストメイキングを共有するときに気を付けたいコツをご説明します。

 

■iPadの向きは横にする

iPadの向きを縦にして録画すると、iMovieで編集するときに両端が黒く切れてしまいます。

 

 

 

■キャンバスを固定して作業する

Instagramでキャンバスだけをきれいにトリミングしたい人もいると思います。

 

作業中にできるだけキャンバスの移動、拡大縮小、回転を抑えましょう。

CLIP STUDIO PAINTでは[ナビゲーター]パレットでキャンバスの表示を操作できます。

 

画面中央にキャンバスをきれいに配置したい場合は「フィッティング」を試用しましょう。

 

 

 

■リラックスして録画する

段取りをまちがえても、後から編集してカットできます。

 

容量が許す範囲で、余裕をもって録画しましょう。

1時間の作業で1GB空き容量があれば安心です。

 

 

■見せたくないところはカットする

作業に迷ったり、資料を見ているところはあまり見られたくありませんね。

見せたくない部分はカットしてしまいましょう。

 

カットしてつながりが不自然になる場合は、フェードインでつなぎます。

 

 

①クリップの間にあるアイコンをタップします。

②下部にから[フェード]を選択します。

③フェード長さを選択します。

 

 

 

■タグを活用する

TwitterやInstagramだと#(ハッシュタグ)、youtubeだとタグを登録して投稿をグループ分けしていますね。

 

例えば「#イラストメイキング」と入力して共有すれば、イラストメイキングを探しているユーザーの目に触れます。Instagramではキーワードを入れると、既存のタグから候補を表示します。

投稿件数も表示されるので、できるだけ大勢が使っているタグを選びましょう。

 

 

また、タグを複数記入すれば、それだけ検索される幅が広がります。

タグに使うキーワードには

 

● 絵のモチーフ

● テクニック

● アプリの名前

など、メイキングにかかわりのあるものを複数選びましょう。

 

 

いかがでしたか?

慣れてきたら動画内にテキストや音声を入れたメイキングにチャレンジしてもいいですね。

 

iPadでのお絵描きに是非参考にしてください!

 

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